恵方巻の起源や由来は?食べ方に意味はあるの?2016年の方角は?

恵方巻

毎年2月3日の節分になると、その年の恵方に向いて「恵方巻」を食べる習慣があります。

【節分】とは、もともと季節を分けるという意味があり、春夏秋冬(立春、立夏、立秋、立冬)と1年に4回あるのですが、なぜ2月3日(立春の前の日)だけに恵方巻を食べるようになったのでしょう。

今回は、恵方巻の起源や由来についてご紹介します。また、恵方巻の食べ方や2016年の方角(恵方)についても併せてご紹介します。

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恵方巻の起源や由来は?

2月3日の節分(立春の前日)に、恵方巻を食べる習慣は、もともと関西地方で行われていたもので、ここ十数年で日本各地に広がっている近年の風習のため「どうして節分に恵方巻を食べるの?」などの「はてな?」を持つ方もいるのではないでしょうか。

もともと「恵方巻」を食べる習慣のある関西地方でも、恵方巻の起源由来などは様々な諸説があり、現在のところ正しい起源や由来は不明とされています。

下記に、主だった諸説をご紹介しますので参考にしてくださいね。

  • 諸説その①
    江戸時代の終わり頃、大阪の商人たちの商売繁盛と厄払いの意味合いで、立春の前日の節分に「幸運巻寿司」の習慣が始まったとする説。
  • 諸説その②
    江戸時代末期から明治時代初期、大阪の商人(「船場の商人」とする資料も存在する)による商売繁盛の祈願事として始まったという説。
    起因として「厄落とし・縁起担ぎ」「船場にある階段の中段で女性が太巻きを丸かじりして願い事をした」「船場の旦那衆の遊び」などがあります。
  • 諸説その③
    豊臣秀吉の家臣・堀尾吉晴が偶々節分の前日に海苔巻きのような物を食べて出陣し、戦いに大勝利を収めたという古事を元にしているという説。ただし、板海苔の誕生は江戸時代であることから、この説の根拠の乏しさが指摘されている。
  • 諸説その④
    1800年代のある年の節分の日に、大阪近郊の申村(現在の此花区伝法付近と比定)に住む老若男女が集まり、巻寿司を食す時に、切り分ける手間を省くために一本丸かぶりをしたというのを発祥とする説。

という様々な諸説がありますので、あなたが信じてみたい諸説を採用するのもいいものですね。

また、「恵方巻」の風習が全国的に広がりを見せたのは、実はコンビニエンスストアの広報活動によって行われたとされています。1983年(昭和58年)にファミリーマートが、大阪と兵庫で販売したのをきっかけに始まりました。
各地で「幸福太巻き」「幸運巻きずし」などの名前で、関西地方以外でも行われるようになり、全国的に広がりを見せたのは、セブンイレブンが1月後半から2月初旬の販売促進のイベントとして、1998年(平成10年)に全国展開したことがきかっけとされています。

1989年(平成元年)、広島市のセブン-イレブンが販売を開始し、翌年より販売エリアを広げ、1995年(平成7年)から西日本に販売エリアを拡大、1998年(平成10年)に全国展開をしたことで急速に普及した。

~参考:Wikipedia~

恵方巻の食べ方に意味はあるの?

恵方巻を食べる時には、「恵方を向いて食べる!」「食べている間は話さない!」「恵方巻を切ってはいけない!」などのルールを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

では、なぜそのようなルールが出来たのかをご紹介します。

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ルールその①:恵方を向いて食べる

その年の恵方に向いて太巻きを食べるのは、恵方の方角に歳徳神(としとくじん)がいるためです。

歳徳神とは、万事を吉とし、陰陽道ではその年の福徳を司る神様のことです。
この神様のいる方を「明の方(あきのかた)」ともいいます。
また、歳徳神のいる方角はその年の干支によって変わります。

恵方巻は、万事を吉とする歳徳神に向かって願い事をするために恵方を向いて食べるのです。

ルールその②:食べている間は話さない

食べている間に話すと口と太巻きの間から運が逃げてしまうといわれるためです。

ルールその③:太巻きを切ってはいけない

恵方巻は、「七福神」に見立てた7つの具材(福)を巻き込むとされていますので「福を切らない」ように包丁を入れずに丸ごと食べるのが良いとされています。
また、巻きずしは【鬼の金棒】に見立てられることもあり、鬼を退治(一飲み)するという意味合いもあります。これらの理由で、太巻きは一人一本を食べるのが良いとされています。

しかし、太巻きを1本丸ごと食べることは難しい方もおられます。
その場合は、願い事の最中は恵方を向いて、話さず「恵方巻」を食べるようにしましょう。
願い事が終われば口から離しても良いとされ、またお子様や高齢者などには、最初に食べれる分だけ切ってから食べても良いとされていますので安心してください。

恵方巻の食べ方 2016年の方角は?

2016年の恵方は【南南東やや南】です。

恵方の「南南東やや南」は少しわかりにくい感じですので、時計の「00分」を北、「30分」を南として、「25~27分」あたりを目安にしてみてはいかがでしょうか。

また、毎年歳徳神が在する恵方はどのように決められているのか「はてな?」に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

恵方は、十二支で決めていると思われる方も多いのですが、実は十干(じっかん)十二支を組み合わせた干支に基づき決められています。

十干とは【甲(こう)乙(おつ)丙(へい)丁(てい)戊(ぼ)己(き)庚(こう)辛(しん)壬(じん)癸(き)】のこと

干支とは、十干と十二支を組みわせたもの。組み合わせは60通りあり、一巡すると暦が還る【還暦】となります。
陰陽五行説(木・火・土・金・水 それぞれに陰と陽があるとされる)を十干に当てはめるようになったとされています。
日本では「陰」を「兄(え)」と「陽」を「弟(と)」と表し、「兄弟(えと)」と呼ぶようになりました。

もともと十二支は12ヶ月の順を表わす呼び名でしたが、やがてこれらに12種の動物を当てはめるようになったものです。

恵方

このように複雑な感じになっていますが、歳徳神が在する方角は【東北東やや東】【西南西やや西】【南南東やや南】【北北西やや北】の4つになります。

まとめ

全国的に節分に恵方を食べるのは近年に出来た風習です。
食べ方にもルールがありますが、必ずそうしなければ願いが叶わないというわけではありません。

願い事というより、これから努力して叶えたい事の宣言として恵方に向かって太巻きを食べていれば、少しルールから外れても大丈夫だと思います。

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