不祝儀袋のお金の入れ方は?新札はNGの理由とは?

不祝儀袋とは、お通夜や告別式、法事、お悔やみなどの弔事の際に現金を包む水引のついたふくろのことで、「香典袋」などともいわれます。

お悔やみ事は突然やってきますので、不祝儀袋を準備するときなど正しいマナーについて迷ってしまうことが多いものです。

不祝儀袋

今回は、不祝儀袋のお金の入れ方や新札はNGの理由とは?など不祝儀袋のマナーについてご紹介します。

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不祝儀袋のお金の入れ方は?

お葬式や告別式などにおけるマナーは、なんとなく知っていれば、前の人や周りの人のマネをしたりしながら失礼のないように振舞うことができますが、不祝儀袋(香典袋)を準備するときは、前の人のマネをすることはできませんよね。

ですので、下記にご祝儀袋のお金の入れた方や向きなど正しいマナーについてご紹介していきますね。

不祝儀袋の選び方は?

まずは、ご祝儀袋を選ばなければなりませんので、選び方についてからご紹介します。

お悔やみ事につかう不祝儀袋は、水引の色や本数などが下記のように決められています。

  • 水引の色
    不祝儀袋の水引の色は、白と黒(黒白)・白と銀・銀と銀(双銀)・白と白がが使われます。
    特によく使われるのが、白と黒の水引ですので、こちらを選ばれると間違いはないです。

    関西の一部地域では、白と黄を使うこともあります。

  • 水引の本数
    弔事などお悔やみ事の場合は、2本・4本・6本などの偶数が使われます。
  • 水引の位置
    水引は濃い色の方が右側になるようにします。
  • 水引の種類
    水引の種類は基本的には「結び切り」を選びます。
    「結び切り」は、硬く結んであり、解くのが難しいため人生において1度きりしたいお悔やみ事に用います。

    また、「あわび結び」も選ばれることがあります。「あわび結び」は、お祝い事などにも使われることのある一般的な水引です。

また、不祝儀袋に包む相場によって、使用する不祝儀袋を変えるのもマナーのひとつです。

3,000~5,000円…不祝儀袋に水引が印字されている簡易的なものを使用するのが一般的です。

10,000~30,000円…白と黒または、銀と銀(双銀)の水引が7本~10本の束になった不祝儀袋を使用するのが一般的です。

30,000~50,000円…中金封サイズで、銀と銀(双銀)で水引の本数が10本以上束になったものを使用するのが一般的です。

100,000円以上…大金封サイズで、高級和紙などが使われ、水引のデザインも凝ったものを使用するのが一般的です。

上記でご紹介したように、不祝儀袋を準備したら次はお金を包んでいきます。

不祝儀袋のお金の入れ方と向きは?

不祝儀袋は中袋にお金を包んだ後、不祝儀袋に包みます。最近では、不祝儀袋は中袋がセットになっている市販品を利用することが多いので、こちらを使うのが一般的です。

不祝儀袋の書き方のマナーについては、「香典の書き方のマナーは?連名の場合や金額の書き方などをご紹介!」で詳しくご紹介していますので、こちらも併せてご確認ください。

それでは、不祝儀袋にお金を包むときのマナーをご紹介していきますね。

●用意するお金は新札や汚すぎるお金はNG!
下記にご紹介する《不祝儀袋に新札がNGな理由とは?》で詳しくご紹介します。

また、用意する香典の相場金額については、「香典の相場金額は?書き方のマナーや連名の場合は?」で詳しくご紹介していますので、併せてご確認ください。

●お札の向きを揃える
お札が上下裏表バラバラに入っていたら、なんとなく残念な気持ちになってしまいませんか?

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お札の向きを揃えるのもマナーのひとつです。

●お札は裏が中袋の表面に来るように入れる
不祝儀袋の場合は明確な決まりはありませんが、「顔を伏せる」という意味合いから、一般的にお札の裏が、中袋の表面に来るように入れるのが慣例になっています。

お札の裏表の見分け方は…
肖像画が描かれている方が表、そうでない方が裏になります。

また、肖像画が下に来るように入れるのが一般的です。

不祝儀 中袋

●不祝儀袋の包みの折り方は上の折り返しを上する
お札を準備して、向きも揃えて中袋にお金を入れたあと、不祝儀袋に包みます。

この時、不祝儀袋の裏の折り返しに注意しなければいけません!

不祝儀袋の場合は、上の折り返しが上にくるようになっていないといけません。

下の折り返しが上にくると、ご祝儀の意味になってしまいます。

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ご祝儀袋・不祝儀袋の折り返しに迷った場合は、嬉しい時・喜ばしい時は「上を向いてバンザイ」、悲しい時は、「下を向く」と覚えれば間違いにくくなります。

まとめると…

●用意するお金は新札や汚すぎるお金はNG!

●お札の向きを揃える。

●お札は裏が中袋の表面に来るように入れる。

●不祝儀袋の包みの折り方は上の折り返しを上する。

以上のポイントに注意して不祝儀袋を用意します。

ちなみに、不祝儀袋を包むときに、「右開き(重ねは右側が上)にするのか?左開き(重ねは左側が上)にするのか?」と迷われる方もいます。

弔事は日常と異なることを意味するため、昔は慶事と弔事で開きの向きを反対にすることが基本だったので、慶事は右開き、弔事は左開きというように分けていたため、基本的に、不祝儀袋は左開きにして包むのが慣例でした。

しかし、最近では、ご祝儀袋・不祝儀袋ともに右開きで市販されているのが一般的になってきているようですので、右開きだからと言ってマナー違反にはならなくなっています。

もし、気にされるのであれば、慣例に従うのもいいかもしれませんね。

不祝儀袋に新札はNGの理由とは?

結婚式など晴れの日など慶事の場合は、新札を使うのがマナーです。

これは、「新しい門出を新しいお札で祝う」、「今日の良き日のために前もって準備していました」という気持ちを表すためのマナーだからです。

しかし、葬儀や告別式などお悔やみ事は、ある突然やってきます。

その突然のお悔やみ事のときに新札を使ってしまうと、「不幸事が起こるのを準備して待っていた」という意味になってしまうので、新札はNGなんです。

ただし、新札を使うのがNGだからといって、使い古された汚れたお札を使うのも失礼になりますので、注意が必要です。

「キレイなお札もダメ、汚いお札もダメなら、どうすればいいの?」なんてことになってしまいます。

ですので、不祝儀袋に入れるお札は、新札やピン札を一度半分に折り、折り目をつけてから入れるのが一般的になっています。

また、不祝儀袋の渡し方や弔問時のマナーについては、「通夜の時の香典の渡し方は?焼香の作法、服装や時間のマナーは?」「弔問時のマナー 通夜前の服装や弔問前に確認しておくことは?」でご紹介していますので、併せてご確認ください!

まとめ

いかがでしたか?

今回は、不祝儀袋のお金の入れ方や新札はNGの理由とは?など不祝儀袋のマナーについてご紹介しました。

先方は、突然の不幸事で悲しみに暮れています。弔問時の正しいマナーで接することは、相手をいたわることでもありますので、日本人として覚えておきたいマナーのひとつですね。

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