ものもらいの原因や治し方は?人にうつるの?などの疑問を解決!

ものもらいの原因と対策

「ものもらい」にかかって、目(まぶた)が痛い、またはかゆいなどの経験したことがある方も多いと思います。

「ものもらい」でまぶたが腫れているときは、見た目も目立つので早く治したいですよね^^;

また、ものもらいに罹った方は、「人にうつしてしまったらどうしよう」なんて不安になる方も多いものです。

今回は ものもらいの原因や治し方、ものもらいはうつるの? などの素朴な疑問についてご紹介します。

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ものもらいの原因は?

「ものもらい」とは、まぶたにある脂や汗を出す腺に、細菌が感染して起こる急性の化膿性炎症のことで、まぶたの一部が赤く腫れたり、まばたきや指で押したりなどすると痛みを感じたり、また、目がかゆくなったり、赤くなったり、ゴロゴロするなどの症状もみられます。

また、ものもらいの範囲が広がると、まぶた全体が腫れ、目やにが出ることもあります。

通常では、数日で皮下に膿(うみ)があらわれ、放っておくと皮膚が破れて膿が出て治っていきます。また、重症化することもあるので気を付けましょう。

「ものもらい」は医学的には、「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」と呼ばれ、2つを症状をまとめたものを指します。

麦粒腫とは?

麦粒腫とは、マイボーム腺まぶたの毛穴などが黄色ブドウ球菌などの細菌に感染することによって、炎症を起こして化膿し、腫れて痛みを伴う症状のことを指します。

通常(健康な)の状態でも、まぶたの表面には、様々な細菌(黄色ブドウ球菌など)が付着しています。

体や目が疲れた時など免疫力が低下することで、細菌がマイボーム腺やまぶたの毛穴などの分泌腺に入ってしまい感染することによって「ものもらい(麦粒腫)」にかかる可能性が高まります。

免疫力が通常であれば、体は菌に負けることはありません。

麦粒腫の主な症状

  • まばたきや指で押すと痛みがある
  • まぶたが赤く腫れる
  • 目がゴロゴロする
  • 目が充血する

など

また、「麦粒腫」は一般的には、まぶたの外側に出来ますが、稀に、まぶたの裏側に出来てしまうことがあります。その際は、急激な痛みを感じる事があるため、すぐに眼下を受診しましょう。

マイボーム腺とは

まぶたの縁にある皮脂腺の一つで、上下合わせて60個ぐらいあると言われています。

マイボーム腺は涙が蒸発して瞳が乾燥しないように油分を分泌し、涙の成分に油分を加え、油膜を作る機能のこと。

マイボーム腺がうまく機能しないと「ものもらい」や「ドライアイ」などの症状が出やすくなります。

また、加齢によって目が「ショボショボ」する、「シバシバ」するなどの不快感があるのも、マイボーム腺がうまく機能しないことにも関係があるとも言われています。

マイボーム腺からの油分の分泌は、ホルモンの影響を受けるので、マイボーム腺に関係した病気の中には、月経時などに悪化することもありますので、女性は特に注意が必要です。

霰粒腫とは?

霰粒腫は、マイボーム腺が詰まることによって、まぶたに硬いしこりが出来る症状を指します。

霰粒腫は、麦粒腫と違い細菌感染によるものでは無いため、ほとんどの場合は痛みを感じることが無いと言われています。

ただし、化膿して炎症することで痛みが出ることもあります。

霰粒腫の主な症状

  • まぶたに硬いしこりが出来る
  • 白いできものが出来る
  • 目がゴロゴロする
  • 目が充血する

など

また、霰粒腫には、化膿性霰粒腫というものもあります。

これは、マイボーム腺が詰まり、そこが黄色ブドウ球菌などの細菌に感染し化膿を起こしてしまう状態のことを言います。

通常の霰粒腫よりも目の充血、腫れ、痛みが強いという症状が出ます。

見た目は、麦粒腫と似た状態になりますが、膿が出てもしこりが残ることがあります。

ものもらいの治し方は?

「ものもらい」の症状である「麦粒腫」と「霰粒腫」のそれぞれの治し方などをご紹介します。

麦粒腫の治し方は?

麦粒腫の場合は、黄色ブドウ球菌などの細菌が原因ですので、炎症を抑える内服薬・目薬や抗生物質など処方され、一般的には1週間~2週間程度で腫れや痛みが引き、完治に向かうと言われています。

また、麦粒腫は、市販の目薬や軟膏などでも治すことが出来ます。

購入する際は、薬局の薬剤師などに相談のうえ購入することをオススメします。

麦粒腫は、目の腫れや痛みが霰粒腫よりも強いのですが、薬も効きやすいと言われています。

また、症状が強い場合は、膿を出したほうが治りも早いため、切開し膿を出したほうが良い場合もありますので、眼科で相談しましょう。

霰粒腫の治し方は?

一般的に、霰粒腫で痛みがない場合は、マイボーム腺に詰まった脂は、自然に吸収され完治するとされます。

また、霰粒腫はマイボーム腺が脂で詰まっていることが原因ですので、「まぶたを温かいタオルなどで温める」、「お風呂の中などでまぶたを上から下、下から上へとマッサージする」など、血行の流れを良くする事で治りが早くなります。

ただし、マイボーム腺に詰まった脂が自然に吸収されない場合は、詰まった箇所にさらに脂が溜まっていき、「ポリープ状のいぼ」となることがあります。

その場合は、痛みがないからと放っておかないで、すぐに眼科で診察しましょう。

自然に治らない場合もあるので、痛みを伴わないといっても放置しないで、眼科で医師の診療を受けましょう。

また、化膿性霰粒腫の場合は、炎症を抑える内服薬・目薬や抗生物質などで炎症を鎮めます。

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症状がひどい場合や炎症が治まってもしこりが残っている場合は、切開して膿や油、しこりを取り除く方が早く治ることもあります。

ものもらいを早く治したい場合は?

目は、疲れだけでも「頭痛」「吐き気」「熱」などの症状が起きるなど、体の中で一番デリケートな部分であると言われています。

「ものもらい」は、デリケートな部分の病気ですので、出来るだけ早く治したいものですね。

ですので、「ものもらい」になった場合に、「避けるべき事」「自分で出来る事」がありますので下記にご紹介します。

「ものもらい」になった時避けるべき事は?

「ものもらい」を早く治すためには、目に負担をかけないことが必要になります。

●コンタクトレンズはしない

●アイメイクはしない

●菌が増殖する為、眼帯はしない

「ものもらい」になった時自分で出来る事は?

●市販の目薬を使用する

●市販の眼軟膏を使用する

ただし、薬局では薬剤師などに相談して購入しましょう。

ですが、やはり眼科などで診てもらう方が治りも早くなりますので受診をオススメします。

ものもらいは人にうつるの?

「ものもらい」は、名称のイメージから、「人から物(病気)をもらう」と思われる方も多いのですが、「ものもらい」は人にうつることはありません

上記で、「麦粒腫」「化膿性霰粒腫」は細菌感染による症状とご紹介しましたが、これら原因である細菌(黄色ブドウ球菌など)は、普段生活している環境の中や、人の体にもどこでも存在する菌ですので、人から人へ感染するものではなく、免疫力が低下した時に罹る可能性が高いためです。

また、霰粒腫はマイボーム腺の詰まりからくる症状ですので、細菌などは全く関係ないため人から人へ感染することはありません

ですので、家族や会社や学校などで「ものもらい」に罹った方がいても、神経質になる必要はありません。

「ものもらい」になって「うつさないように」と眼帯をする方がいてますが、実際はする必要はありません。
また、眼帯もつけっぱなしになると、菌の温床になるため、症状が悪化する可能性もありますので、つける場合は適度に清潔なものに交換することをおススメします。

ただし、少し注意しなければならないことがありますので、下記にご紹介します。

結膜炎の可能性もある!?

「目がかゆい」、「充血する」くなるなどの症状が出た場合、結膜炎の可能性もあります。

結膜炎の原因は、主に2つの原因が考えられます。

一つは、ウィルスが目に入ることによって感染してしまったウイルス性の結膜炎と、目の怪我やゴミなどによって目が傷付くことによって起こる外傷性の結膜炎があります。

結膜炎の主な症状
  • 目の充血
  • 目やにが出る
  • まぶたが腫れる
  • 異物感がある
  • 痛みがある
  • かすみ目

など

結膜炎はうつるの?

「人にうつる」と言われているのは、「はやり目」と呼ばれるウイルス性の結膜炎です。

一般的に「流行性角結膜炎」「咽頭結膜熱(プール熱)」「急性出血性結膜炎」の3つが「はやり目」と呼ばれる目の病気にあてはめられます。

「流行性角結膜炎」と「咽頭結膜熱」は、「アデノウイルス(風邪を引き起こすウイルスの一種)」が感染することによって起こるウイルス性の結膜炎です。

「急性出血性結膜炎」は「エンテロウイルス」が感染することによって起こるウイルス性の結膜炎です。

「アデノウイルス」や「エンテロウイルス」は感染力が非常に強く、感染した目を触った手で他の人の目を触ればほぼ100%の確率で結膜炎に感染すると言われています。

また、注意が必要なのは、感染した人が使ったタオルなどを使うと同じように高確率で感染するとされていますので、気を付けなければなりません。

免疫力が低い乳幼児や小児は、急激に症状が悪化しやすいため、特に注意が必要となります。

ウイルス性の結膜炎は、空気感染はしないと言われているため、接触を避ければうつる可能性は低くなります。

「はやり目」は、結膜の炎症だけでなく、たびたび角膜(黒目)にも炎症を広げることがあります。

角膜炎になった場合は、角膜上皮(角膜の一番表層の細胞層)が傷ついたり、目の充血や痛み、黒目に淡い濁りが出来ることがありますので注意が必要です。

ですので、「はやり目」になった場合は、感染を広げないためにも治るまで会社や学校などを休むようにしましょう。

家族に「はやり目」になった方が出た場合は、本人以外の方も石鹸で手をよく洗い、蛇口の取っ手など、手の触れる部分は十分に消毒しましょう。

また、タオルなどの日用品などからも感染するため、共有しないように、使い捨てのペーパータオルやティッシュペーパーなどを用意し感染が広がらないようにしましょう。

特に、症状の出始めや、急激に症状が悪化した時はお風呂を入るのは避けましょう。また、症状が出ている間は、お風呂やシャワーなどは最後に入るなどして下さいね。

まとめ

いかがでしたか?

「まぶたが腫れている」「目が痛い」などの原因のほとんどは、「ものもらい」であることが多いものです。

ただし、結膜炎の可能性などもありますので、自分で判断せずに眼科などで診てもらうようにしましょう。

「ものもらい」は、関東などでの呼び方です、関西では「めばちこ」、北海道では「めっぱ」、熊本では「お姫様」、またその他の地域では「めもらい」や「めいぼ」など様々な呼び方があります。

あなたの地域ではどんな呼び方をしてますか?^^

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