花粉症のレーザー治療の効果は?痛みはあるの?費用はどのぐらい?

花粉症レーザー治療

もうすぐ、恐怖の花粉症の時期がやってきますね(;;)

花粉症が始まる前に、「何か対策を」と考えている方も多いのではないでしょうか?

症状が出てしまってからでは、対処法が少ない花粉症ですが、症状が出る前であれば色々と対策できることもありますよ!

今回は、花粉症の症状が出る前にできる対策のひとつ、レーザー治療についてご紹介します。

初めてレーザー治療を検討している方は「どんな効果があるのか?」や、素朴に「痛いの?」など様々な疑問があるのではないでしょうか?

そんな、レーザー治療の疑問についてご紹介していきます。

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花粉症のレーザー治療の効果は?

花粉症のレーザー治療は、鼻の粘膜上皮質と粘膜固有層を凝固・変形させることによって、アレルギー症状の反応を緩和・改善させる治療法です。

簡単に言うと、鼻の中のアレルギー反応を起こす「粘膜を焼く」または「粘膜のたんぱく質を変性させる」ことによって、花粉症の症状(鼻水・鼻づまり)を緩和・改善させるものです。

粘膜固有層には知覚神経があるので 「くしゃみ」の症状も緩和・改善すると言われています。

レーザー治療は、鼻の粘膜を凝固・変形させるので、目のかゆみなどの症状の緩和・改善には効果がありません。

一般的にレーザー治療の効果は、

鼻づまり 約85%程度
鼻水 約60%~80%程度
くしゃみ 約60%程度
上記の程度ほど、緩和・改善されると言われています。

レーザー治療の効果には、個人差があるため、お望みの効果が発揮されないこともあります。

レーザー治療を行っても、花粉の飛散量が多い場合には、薬(抗ヒスタミン剤など)が必要になることもあります。

また、レーザー治療を行った鼻の粘膜は、時間が経つにつれて徐々に再生しますので、レーザー治療を行ったからと言って、花粉症が完治するわけではありませんし、
効果が一生続くわけではなく、一般的な効果期間は、およそ1~2年程度と言われています。

レーザー治療は何度でも受けることができるため、効果が薄れたり、切れた場合には、再度施術することも可能です。

花粉症のレーザー治療で痛みはあるの?

基本的に、花粉症のレーザー治療は、鼻の中の粘膜を「熱で焼く」ので、痛みがあるイメージですが、手術中は、麻酔を行うためほとんど痛みを感じることがありません

※個人差によって、 多少の刺激や軽い痛みなどを感じることはあります。また、術式(機器)によっては強い痛みを感じることもあります。

また、術後1週間程度は、多少のヒリヒリした痛みや出血があったり、鼻水や鼻づまり、くしゃみなどの花粉症の症状一時的にひどくなると感じる場合があります。

これは、レーザーによって焼いた鼻の粘膜が傷つき「腫れ」や「かさぶた」など、粘膜が炎症を起こしている状態のため引き起こされる一時的な症状悪化です。

ですが、術後1週間程度で粘膜の腫れが引き、正常な状態に戻りますので、一時的な症状悪化も徐々に回復するのが一般的となっています。

通常、レーザー術後1週間程度で、経過観察のために通院する必要があります。鼻の中の違和感(かさぶたなど)は、自分で無理にはがすと粘膜と余計に傷つけ回復を遅らせる原因ともなるため、病院で処置してもらうようにしましょう。

尚、術式(器具)によっては強い痛みを感じることもありますとご紹介しましたが、レーザー治療には数種類の術式(器具)がありますので、下記に代表的な術式をご紹介します。

レーザー治療の種類は?

光破壊型レーザー治療(HLLT)

炭酸ガスレーザー、CO2レーザーなどと呼ばれる。
現在では、最もポピュラーなレーザー治療の方法です。
鼻の粘膜をバーナーであぶるような感じから、よく焼くので「ウェルダン療法」ともいわれます。

耳鼻咽喉科領域では、今でも最も信頼性のあるやり方とされています。
特にシーズン前の花粉症の治療としては理想的なレーザーといえます。

  • メリット
    ●鼻の粘膜の深いところまで焼くことはないので痛みや出血は少ない

    ●鼻水を出す鼻の粘膜の表面のみを焼く

    ●この機器を使う耳鼻科医が多いため、失敗が少ない

  • デメリット
    ●症状が発症していると治療できない

    ●1回の手術では終わらないことがある

    ●手術中激痛が走ることがある

    ●回復が遅い(1ヵ月程度)※高温(800℃程度)で照射するため

    ●肉が焼けたようなにおいがする

光破壊型レーザー治療を行う場合は、シーズン前か後に行うことになります。
シーズン前に行う場合は、1~2か月程度前に治療を受けるのが良いでしょう。


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光融合型レーザー治療(MLLT)

半導体レーザーとも言われる
手術方法としては、バーナーで炙るようなタイプの炭酸ガスレーザーと違い、針金のような半導体レーザー線を直接鼻に接触させて焼くタイプになります。
蒸したような感じからか「ミディアムレア療法」ともいわれます。

  • メリット
    ●光破壊型レーザー治療よりも痛みや出血が少ない

    ●症状が発症していても手術ができる

    ●回復が早い(1週間程度)※低温(60℃程度)で照射するため

  • デメリット
    ●手術中蒸したような臭いがする

    ●光破壊型レーザー治療に比べて、機器があまり普及していない
    ※そのため、機器のある病院を探す手間がかかる

上記が現在行われているの主流のレーザー治療です。

他にも、「Nd:YAGレーザー」や「KTP/532レーザー」での治療方法もあります。
が、今ではあまり使われない術式です。

◆Nd:YAGレーザー
鼻水に影響されることなく、粘膜の深部まで照射できます。

出血などは少ないが、激痛が走ることがある。また、深部の周辺組織にまで熱作用を及ぼす可能性もあります。

◆KTP/532レーザー
Nd:YAGレーザーと炭酸ガスレーザーの中間的なレーザーです。

お互いの利点を生かすことができるが、使用している病院が非常に少ないため一般的にはほとんど行われない。

花粉症のレーザー治療の費用はどのぐらい?

花粉症のレーザー治療は健康保険が適用されますので、通常であれば3割負担になります。尚、手術といっても何十万円もかかるということはありません。

病院やクリニックによりますが、花粉症のレーザー治療の費用としては、一般的に9000円~15,000円程度が相場とされています。※初診料(診察料)、手術料、術後の診察料、処方薬などが内訳となります。

レーザー治療をお考えなら、最寄りの病院、クリニックに確認されることをオススメします。

花粉症のレーザー治療の流れは?

レーザー治療を行う場合の、基本的な流れをご紹介します。

①診察を受ける
まず最初に、病院で診察を受け、レーザー治療が可能かどうか調べます。

レーザー治療が可能であれば、手術日を決め予約します。

※この時に、レーザー治療の効果などを再度確認しましょう。
また、疑問に思うことは聞いておきましょう。

②手術を受ける
予約日に病院に来たら、手術の準備を行います。

鼻の中を部分麻酔を行います。(麻酔スプレーを噴霧または、麻酔を付けたガーゼを鼻の中に入れる)

麻酔が効いたら、レーザーを照射します。(片方5~10分程度)

約30分程度で処置が終わります。

鼻水を抑える薬や痛み止めをもらって帰ります。

③手術後
手術当日は、頭を洗うのは控えましょう。また、長風呂も控え、シャワーなどで済ませましょう。

また、アルコールの接種も控えましょう。
少量であれば問題ないとされていますが、当日は控えることをオススメします。

手術後2~3日は、強く鼻をかんだり、鼻を掻いたり、擦ったりは控えましょう。

手術後1週間程度は、鼻の中が腫れていますので、ヒリヒリした痛みや出血、鼻水・鼻づまり、くしゃみなどの症状が一時的にひどくなると場合があります。

④経過診察を受ける
手術後1週間程度で経過診察を受け、鼻の中をチェックしてもらいます。

気になるかさぶたなどがあればとってもらいましょう。

万が一、追加の照射が必要な場合は、医師と相談のうえ手術日を決めて予約して帰りましょう。

つらい花粉症の時期に、様々な薬や目薬、グッズなどを買うよりも体にかかる負担も時間も少なく効果が期待できますので、一度医師に相談されることをオススメします。

また、花粉症のレーザー治療は、効果がなくなっても再度手術を受けることができるため、何シーズンか毎にレーザー治療を受ける方もいらっしゃいます。

以前に比べて、金額も手頃になり且つ、術中・術後の痛みの緩和も向上されてきたため、対策のひとつとして取り入れやすくなってきていることもあげられます。

自分の症状やライフスタイルに合わせて、花粉症対策のひとつとしてレーザー治療も考えてみるのもいいかもしれませんね。

まとめ

花粉症のレーザー治療は、「手術」になりますので、大げさなことと思われる方もいらっしゃいますが、上記で紹介した通り、手術も日帰りで短時間で出来るため、想像するよりもずっと、気軽にできるのではないでしょうか。

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